HDMI-TXコア作った [IPコア]
あけましておめでとうございます。
ずーっと昔(→CycloneIII/IVでHDMIを映したい)に、HDMIへの対応をやりたくてそのままになってたものを、諸般の事情もあって重い腰を上げて作ることにしたのが先月の話です。
これまで手をつけずにきたのは、既にIPコア化していたDVI-TXで実用上は充分であり、またHDMI-TX化によって増加するロジックリソース分(特にパケットフレームの制御)がどうしてもデメリットとしてついて回っていたからですが、有り体に言うとめんどくさかったからです。
ところが最近ではDVI信号を受け付けないHDMIシンク機器(LCD変換やキャプチャーなど)が増えてきまして、これはいよいよどうにかしないとマズイという状況になりました。
実際のところ必要だったのはHDMI信号として成立させるための最低限の部分で、それ以上の部分は当面は不要だったのですが、この際ということで一念発起してオーディオストリームまで実装したわけです。
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微妙にしょぼい見た目ではありますが、これでHD720pのxvYCC.709画面モード(ただしカラーバー信号はBT.709の範囲なので拡張色空間の発色はしてない)で44.1KHz/24bitステレオの再生ができています。
DVI-TXでは350LEほどだったリソースは、最終的には970LE+2M9kと3倍弱に膨れ上がってしまいましたが、合成オプションを設定してDVIモードでは330LE、必要最低限のLiteHDMI(Nullパケットのみ送信)モードでは380LEと、これまでの要望も満たせて納得の成果になりました。満足。
リポジトリはこちら
→ Github osafune/hdmi_tx
Intel Cycloneファミリ(III, IV, V, 10LP)とMAX10ファミリ、GowinのGW1NファミリとGW2Aファミリに対応しています。
ずーっと昔(→CycloneIII/IVでHDMIを映したい)に、HDMIへの対応をやりたくてそのままになってたものを、諸般の事情もあって重い腰を上げて作ることにしたのが先月の話です。
これまで手をつけずにきたのは、既にIPコア化していたDVI-TXで実用上は充分であり、またHDMI-TX化によって増加するロジックリソース分(特にパケットフレームの制御)がどうしてもデメリットとしてついて回っていたからですが、有り体に言うとめんどくさかったからです。
ところが最近ではDVI信号を受け付けないHDMIシンク機器(LCD変換やキャプチャーなど)が増えてきまして、これはいよいよどうにかしないとマズイという状況になりました。
実際のところ必要だったのはHDMI信号として成立させるための最低限の部分で、それ以上の部分は当面は不要だったのですが、この際ということで一念発起してオーディオストリームまで実装したわけです。
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微妙にしょぼい見た目ではありますが、これでHD720pのxvYCC.709画面モード(ただしカラーバー信号はBT.709の範囲なので拡張色空間の発色はしてない)で44.1KHz/24bitステレオの再生ができています。
DVI-TXでは350LEほどだったリソースは、最終的には970LE+2M9kと3倍弱に膨れ上がってしまいましたが、合成オプションを設定してDVIモードでは330LE、必要最低限のLiteHDMI(Nullパケットのみ送信)モードでは380LEと、これまでの要望も満たせて納得の成果になりました。満足。
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→ Github osafune/hdmi_tx
Intel Cycloneファミリ(III, IV, V, 10LP)とMAX10ファミリ、GowinのGW1NファミリとGW2Aファミリに対応しています。
2023-01-08 04:41