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NT京都2015終了しました!(7/27更新) [雑談]

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今年のNT京都も無事終了しました。

今回は物販メインだったので、こんな感じのブースでほぼ1日在席してました。
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ニコ技イベントではありますが、年を追う毎にいろんな客層の方がいらして説明に追われたり、話に花が咲いたりと忙しくも楽しい時間でした。

で、ほぼ恒例になった頒布品のアフター通販を今年もやります!
通販頒布になるのはこちら

1.PERIDOTボード
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https://github.com/osafune/peridot

1個 9,000円 在庫12個 頒布終了しました

2.SODALITEボード
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https://github.com/osafune/sodalite

1個 9,000円 在庫16個 頒布終了しました

3.DE0用LCDオプションキット
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https://github.com/osafune/ulexite

1個 8,000円(※専用天板なし) 在庫3個 頒布終了しました

4.HDMI Breakoutボード
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1個 500円(※要ハンダ付け) 在庫19個 頒布終了しました

●入手方法 1.代金支払いはAmazonギフトのみ受け付け、発送はレターパックライトで行います。 2.送料360円が別途かかります(個数が多い場合は追加送料がかかる場合があります)。 3.上の中から頒布品と購入希望数を明記して「s.osafune+ntkyoto(あ)gmail.com」((あ)を@にしてください)までメール下さい。 4.折り返し価格とAmazonギフトの発送先をメールしますので、EメールタイプのAmazonギフトを購入後、頒布品送り先(氏名・住所・連絡先)と共にメール下さい。Amazonギフトの返金はできないので、価格は間違わないようお願いします。 5.まとめて数量が必要な場合や法人購入を希望の際は別途承りますので、上記メールまでお問い合わせください。

NT京都2015開催!(3/20更新) [雑談]

関西のニコニコ技術部員の祭典、NT京都が今年も3/22に西院春日神社にて開催されます!
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NT京都2015(ニコ技Wiki)

当然、アルテラマスターPも参加します。今回のブースの内容はこちら

1. PERIDOTボード頒布
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→ github.com/osafune/peridot

おなじみになりました、ラピッドプロトタイピングFPGAボード「PERIDOT」の頒布を行います。今回はスターターキットはありません。本体のみです。
頒布価格:9000円

2. SODALITEボード頒布
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→ github.com/osafune/sodalite

今回の目玉、MAX10 FPGAを搭載した小型基板モジュール「SODALITE」の先行試作型を頒布します。
頒布価格:9000円

3. ULEXITEボードの頒布
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→ github.com/osafune/ulexite

Terasic DE0専用の4.3インチカラー液晶拡張オプション「ULEXITE」の頒布を行います。在庫限りの個数限定です。
頒布価格:10000円(専用天板セット)/8000円(LCD基板のみ)

4. HDMI Breakoutボード頒布
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HDMI→MILピッチ変換のブレークアウトボードの頒布を行います。単なるピッチ変換ではなく、ちゃんとTMDSのペア配線に合わせたピン配になっています。
頒布価格:500円

5.その他展示
その他、PERIDOTやSODALITE基板を使った展示を行う予定。Twitterで紹介のアレやコレやを生で見るチャンス!
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ご来場をお待ちしております!


NT京都開催概要
日時:2015/3/22(日) 9:30(開会)〜16:30
場所:京都市 西院春日幼稚園・春日神社境内
参加費:無料(チップ歓迎)
備考:上履き・靴袋必須、出展者も含め駐車場なし(近隣に1日800円パーキング有)


旧サイトのアーカイブを作成しました [雑談]

U-PAGEを解約したのでなくなってしまっていた旧サイト(ALTERAで行こう)をDropboxにアーカイブしました。
最終更新が2009年なのであんまり役に立つもんでもないですが、暇な人はどうぞ。

ALTERAで行こう(旧サイト)
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NT京都2014に出展しました [雑談]

今年もNT京都の季節がやってきました。
NT京都はニコニコ技術部有志で開催される文化祭のようなもので、今年で6回目を迎えます。
ニコニコ技術部勉強会としては最古参のイベントです。

場所は京都西院の春日神社。
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NT京都では数年前から招待展示枠があり、カンパを募って経費を出して出展をしてもらうという取り組みを行っています。
今年は1/1ヴィーゼルに来ていただきました!
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自作戦車(プラモデルを1/1でつくる)

自分のブースではこれまでのアルテラマスターPの動画のネタと、冬コミ頒布物の展示を行いました。
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今年は出展、見学あわせて約500名となりました。NT京都も定期イベントとしてじわりじわりと大きくなっていくのを感じます。
高槻ミーティングから数えて7年目になり、いろんな人が来るイベントなったと思います。
新しく入ってくる人もいれば常連も居り、進学しました・就職しました・彼女ができました・結婚しました・子供が生まれます、と人生の節目の話を聞くことも多くなって、なんとなく年賀状付き合いの感じもします。
いろいろとネタや気力をもらったんで、今年も頑張っていきたいですね。

余談
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境内の桃が満開でした

冬コミ準備中 [雑談]

3日目 西館す-34a FPGAシンジケート
 頒布詳細はこちら → 冬コミ出ます(12/28追加)

コミケ0日目開始ですね。製本もいいかんじに仕上がってます。
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ギリギリで最後のブツが間に合いました!
Terasic DE0を痛くする交換用のキャラ天板です。キュートな渦子をぜひお手持ちのDE0にお迎えください
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DE0用キャラクター天板(渦子)
頒布価格3000円 頒布数20枚

他、頒布詳細に関してはこちらのエントリをご覧ください → 冬コミ出ます(12/28追加)

では皆さま、12月31日 西す-34a FPGAシンジケートでお待ちしております。

冬コミ出ます(12/28追加) [雑談]

冬コミ受かりました。久しぶりの新刊の予定です。
3日目 西館す-34a FPGAシンジケート

新刊:FPGA技術増刊号、FPGA技術SPECIAL No.1
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内容
 第1章 The Road to Innovation Drive
  ALTERA30周年記念を勝手に祝う! (サンプルpdf)
  ALTERAの30年の歩みを抜粋紹介&す~氏による現地参拝旅行記 (サンプルpdf)

 第2章 THE ALTERA M@STER
  特集:実践 ALTERA FPGA開発入門! (サンプルpdf)
  最新のQuartusII 13.1 WebEdition&Qsysのチュートリアルをどこよりも早く収録
  ヤマもオチもない前代未聞のラノベスタイル・チュートリアル

 第3章 Formless Living Bodies
  きしだなおき氏による高位合成言語を実装する話。オレオレ高位合成言語つくろうぜ (サンプルpdf)

頒布価格1000円 頒布数90部(予定)

FPGA技術Vol.4のQuartusIIチュートリアルを最新版の13.1環境用に新たに加筆訂正をしました。
加筆しすぎてNiosII SBTの話が入らなかったので、そこはFPGAマガジンNo.1で補間をお願いします。
 → 高速ビデオ・インターフェース×FPGA (FPGAマガジン No.1)(Amazon)

そのほかの頒布予定は
DE0 LCDオプション基板「ULEXITE」 (※DE0は別売りです)
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DE0専用4.3インチフルカラー液晶ユニット(ステレオ音声出力付き)&専用アクリル天板のオプションキット
頒布価格10000円 頒布数15セット

生板&専用アクリル天板のみの生板キット(部品入手および組み立ては購入した方が行ってください)
頒布価格3000円 頒布数7セット

Physicaloid FPGA基板「PERIDOT」
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AndroidやGoogle Chromeブラウザから簡単に使うことのできるPhysicaloid対応のFPGAボード
頒布価格10000円 頒布数4個限定
※二次ロットがC85に間に合わないため、MFT2013の先行頒布版(限定化粧箱仕様)の放出品になります。
どうしてもMFTバージョンが欲しいという方に!

二次ロットの販売予約はこちらでお知らせいたします → Physicaloid FPGA PERIDOT ウォッチページ

DE0用の渦子アクリル天板 (※DE0は別売りです)
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ギリギリで間に合いました!DE0の交換用キャラクター天板です。
今回表紙も描いていただいたしぇごさんのキュートな渦子をUVプリント&レーザー加工で天板に印刷しました。

DE0用キャラクター天板(渦子)
頒布価格3000円 頒布数20枚

よろしくお願いします!

DE0用のカスタムアクリル天板 [雑談]

先日公開したDE0用のアクリル天板データ(DE0用のアクリル天板を採寸してみた参照)を使って、ニコニコ技術部のメンバーが早速DE0のカスタム天板を作ってました。



今回はDE0の天板データに、我らがF.P.G.A.の紋章を刻印しています。
製作に協力していただいたのは岐阜県にあるf.Laboというところ

IAMASイノベーション工房[f.Labo]
http://f-labo.tumblr.com/

DE0用のアクリル天板を採寸してみた [雑談]

FPGAエントリモデルとしてもはや不動の地位を築いたTerasic DE0。
これの最大の特徴はアクリル天板が付いていることだろう。カコイイ!
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このアクリル天板、レーザーカッターの格好の題材ということで、カスタム天板をつくるために採寸をしてみた。DE0のアクリル板厚は実測で3.1mmで、t=3.0か3.2か微妙なところ。まあどっちでもいいけども。

さて、単にレーサーカッターで天板をつくるだけならDXFにするのが一般的なのだけど、DE0はFPGAベースボードでもあるので、基板とアクリルを共通の座標で設計したいということがまれによくある。
なので、今回はPCBEで作図をした。
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補助レイヤに外形と穴位置、DE0基板上のLCDコネクタ、GPIO0、GPIO1およびRS-232Cのピン位置もマークしてある。この補助レイヤを基準にしてアートワークをすれば、DE0にピッタリ収まる基板とカスタム天板をセットで作ることができる。
また、孔レイヤーにはドリル位置用にφ3を配置。基準レイヤーには作図の基準ライン、アクリルパネルレイヤーにレーザー加工用にベクトルデータを配置している。

このデータではレーザー加工でアクリルが蒸発する切断しろを0.1mmとして、寸法に対して0.05mmだけ外側になるようにラインを引いている。この設定はFPGA-Cafeのレーザーカッターでの実測なので、別の加工機で行った場合は仕上がり寸法が異なる場合があるので注意。
出力の高いものほどカットしろが大きくなる傾向にあるらしく、ざっと調べてみたところでは業務用だと0.3mmほど削れるようだ。

panel_DE0.pcb のダウンロード

DXFにエクスポートしたのはこちら
DE0_toppanel.dxf のダウンロード

使用にあたり特に制限は設けないのでご自由にお使い下さい。

ニコニコ町会議 [雑談]

11月3日の北九州高専文化祭に(ありがたいことに)お声をかけていただきまして、ニコニコ町会議の全国ツアーとして開催中のニコニコ文化祭2012にニコニコ先生として出席します。
http://ex.nicovideo.jp/bunkasaitour

弱電&ロジックメインで機械系には大して詳しくない人間が高専ロボのコメンテーターなんかやって良いんでしょうか‥‥。
高専ロボは独特の文化圏があると聞き及んでおりますので、よく分からないことは視聴者にどんどんぶん投げてラクをしたいと思ってますのでどうかご助力のほどを。

そういや衣装は白衣らしいですよ。白衣デビュー!

諸行無常と因縁生起 [雑談]

・FPGAにかかわって何年くらいですか?と聞かれて

 最初にPLDに触ったのはXilinxのXC9500シリーズで当時1999年。
 その後、2000年頃にMAX7000シリーズに移って、FPGAをメインに使い始めたのは2001~2002年頃。ちょうど初代Niosがアナウンスされ始めたあたりで、当時はAPEX20KEを使ってた。
 その後、Cycloneシリーズが入手できるようになって以降はひたすらCycloneを使って、いつの間にやら10年。

 自分でもわりと希有なタイミングだったと思うのは2000年あたりを境に、急速にASICの設計が無くなり小規模なものはほとんどPLDが使われるようになったこと、それからNiosを初めとするFPGAのIPコアのブロックビルド手法が立ち上がり始めたこと。

 この2つはそれまでASICが前提だったHDL設計と、FPGAの設計とを大きく分けるターニングポイントだった思う。


・FPGA界隈の若手技術者に向けて伝えたいことは?と聞かれて

 これから入門ではなく、既にプロとしてFPGAに関わるエンジニア、という前提で話を。

 一つめ。
 プロである以上、与えられた業務に関しては遺漏なく遂行してあたりまえ。

 マネージメントに問題があり、能力を超えた仕事を割り当てられることもあるけど、会社組織という営利団体に属する以上、これはやらねばならないこと(※ただし程度による)。
 技術者である前にビジネスマンであるということは肝に命じておかねばならない。

 二つめ。
 エンジニアである以上、常に向上心を持つこと。

 ときに向上心は渇愛(かつあい・貪りの心の状態)をもたらし、自身に余計な苦を招くことも多々あります。ありますが、もっと、もっとだ、と欲して止まぬ欲望が無ければ到達できない高みがあるのもまた事実。
 これから業務として長く関わっていかねばならない中で、向上心のあるなしは5年、10年経ったときに決定的な差となって表れる。

 三つめ。
 技術は一つの事柄から成るものではないという理解。

 特にFPGAは応用範囲が多岐に渡るため、分野によって使われ方に大きな差がある。
 最初に触れる文化が自分に大きな影響をもたらすものですが、そこの作法や考え方が普遍だと思わないことが肝要。
 今、自分が関わっている以外の事柄について、それを支えているものが何なのか、その基本になっているものが何なのか、それを応用しているものが何なのかという点に考えを巡らせておくべき。
 視点を変えれば違う風景が見えるものだし、また裾野を広げないと専門分野も伸びない。

 最後に。
 どこへ進むことになるのかは自分次第。

 日々のルーチンワークをこなしていく中では、この世がつい常住不変であると錯覚しがちになる。
 が、諸行無常と言うように、世の中も他人も自分も、望む望まざるに関わらず絶えず変わっていくもの。
 常に変化する無常の世であるからこそ、それを良い方向に変えていくのも、あるいは悪い方向に流されていくのも、全ては今、この現在の自分の行い次第である、と。

 10年後に、こんなはずではなかった、と言わない選択をしたいものです。


・これからFPGAを学んでいきたいと思っている入門者になにか、と聞かれて

 入門に向けて、というとこれがなかなか難しいところ。

 一つアドバイスをするとしたら、既に学んだものや経験など、自分の知識体系の前提にむりやり当てはめて理解しようとしない、ということ。

 FPGAを含めた広義のPLDの理解には、時系列で理解する所謂ソフトウェアではなくて、平面の回路図をイメージすることが重要になる。
 よく、マイコンでC言語をやっていて、文法が似ているからとVerilogから入って理解の壁に突き当たっている人が居るけども、そのほとんどが、ハードウェアの並列動作を、ソフトウェア的な逐次実行の前提にむりやり当てはめようとして理解に失敗しているパターン。

 ソフトウェアとハードウェアはそれぞれ違う世界。違う流儀、違う作法、違う概念、違う常識、違う前提で設計する。
 もし、新しくFPGAの世界に踏み込むならば、そこは今まで住んでいた場所とは何もかも異なる文化の場所だと心すること。

 違う文化を理解するのには誰だって時間がかかるもの。
 何もないところから、その文化を形成するための前提を自分の中に作っていかなければならないから。
 すぐに理解できないからと、安易にそれまで自分がいた世界の常識をあてはめて分かろうとするから、理解の壁にぶつかって失敗するのです。

 こつこつと前提の蓄積を進めていくと、それまで理解不能だったいろんなものがいっぺんに繋がる瞬間が必ず来る。
 それまで焦らず、じっくりと土台となる知識を詰めていくことが肝要。


 声色は未だ必ずしも道を障らざるも、聡明は乃ち道を障るの藩屏なり
 (菜根譚前集34節より)


・如是我聞

 「諸行無常」と「因縁生起」
 昔はいろいろと目先のコトバに走ったりしたもんですが、一巡りして仏教用語に戻ってきまして。

 この世のあらゆるものは常ならず、移り変わってゆく。
 そして自分の行いで良くも悪くも変化するもの。

 これまでの全ての積み重ねの上に今があり、今の向こうに未来が続いていくのだと信じております。

タグ:FPGA

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